このプログラムとサンプルデータは、「デジタルアーカイブ構築に際して簡単にIIIF対応公開をする」ためのデモンストレーションです。あくまでも可能性を示すためのもので、これ自体はプロダクトといえるものではありません。それを前提の上で、ご利用ください。
このプログラムで生成されるデータは概ね以下のような要件を想定しています。
- 静的なファイルを公開するWebサーバが利用可能
- IIIF 画像API用の画像サーバを動かせる(仮想)マシンがない
- Pythonで何かをしろと言われたら一応モジュールをインストールしてコマンドを打つくらいのことはできる
特に、IIIF対応画像サーバを運用可能なところは、このプログラムを使ってはいけません。あくまでも、画像サーバをどうしても動かせないところのためのものです。
使い方は:
- mk_mani.pyに書かれているモジュールを一通りインストール
- metadata.tsvの項目にあわせてデータ入力(Google Spreadsheetで入力してからタブ区切りテキストでダウンロードするのがおすすめです)
- mk_mani.pyと同じディレクトリ(フォルダ)に、JPGの画像ファイルが入ったフォルダを置く。
- mk_mani.py を実行する。(metadata.tsvのファイル名は決め打ちになっている)
- 各画像フォルダの中にmanifest.htmlとview.htmlとサムネイル画像(thum.jpg)ができていることと、mk_mani.pyと同じ階層にindex.htmlが出来ていることを確認。
- 各画像フォルダとindex.htmlをサーバにアップロード
「簡単にデジタルアーカイブを作れるシステム」を作っておられるみなさまにおかれましては、ちょっとスクリプトが雑で恐縮ですが、ぜひ参考にして、IIIF対応デジタルアーカイブを増やすことにご協力してください。部分的にまるっとコピペして使っていただいても問題ありません。