Tsurugi 1.0.0 - Release Notes (ja) #99
akirakw
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1.0.0 リリースノート
概要
Tsurugi 1.0.0 はTsurugi初の正式バージョンのリリースとなります。
本バージョンでは前バージョンと同様に多くのSQL機能に追加対応した他、データベース起動中のトランザクションログ圧縮機能の試験的サポートやトランザクションログに関する重要な不具合解消などの対応が含まれています。
機能追加と改善
SQL
LIMIT
句に正式対応ORDER BY
句との組み合わせ時にのみ利用可能であった制約を解消、および一部の仕様外動作を解消GENERATED ... AS IDENTITY
) に対応UNION ALL
UNION DISTINCT
EXCEPT DISTINCT
INTERSECT DISTINCT
CASE
式に対応CASE
式を利用して条件に応じた値を返すことが可能NULLIF
関数 に対応COALESCE
関数に対応INSERT
文内のDEFAULT VALUES
句に対応BINARY
型、VARBINARY
型に対するダンプAPI、およびtgdump
コマンド経由でのダンプ処理に対応Transaction
tglogutil-compaction
コマンドによるデータベース停止時のトランザクションログの圧縮機能に加え、本バージョンからデータベース起動中にトランザクションログの圧縮を行う機能を提供します。Endpoint
CLI
tgctl --help
によるtgctl
コマンドのヘルプ情報表示に対応SQL機能の詳細については Available SQL features in Tsurugi を参照してください。
バグ修正
SQL
CHAR型
、VARCHAR
に対して長さが短い型へキャストすると末尾に不正な値が残ることがあるoctet_length
関数の引数にnull値を指定すると異常終了するOR
演算子などに膨大な個数の演算要素を指定すると異常終了するCHAR
/BINARY
/VARCHAR
/VARBINARY
の列に対してSELECT COUNT(DISTINCT <列名>)
を実行すると結果が不正となることがあるOUTER JOIN
を利用したクエリーに対して非効率な実行計画が選択されることがあるTransaction
DROP TABLE
を実行すると後から消去できないログ情報として存在し続けるDROP TABLE
するとトランザクションログに不整合な状態でレコードに対するログデータが残る を参照してください。Endpoint
既知の問題
本バージョンに対する既知の問題、および本バージョンにて修正された問題の補足情報については、以下のリンクを参照してください。
その他
本バージョンにおける変更内容の一覧は、以下のChangelogを参照してください。
旧バージョンからのアップグレード手順については、以下のドキュメントを参照してくだいさい。
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