diff --git a/blog/beads-around-the-world-2024-10-01.html b/blog/beads-around-the-world-2024-10-01.html new file mode 100644 index 00000000000..5ae445c2f1d --- /dev/null +++ b/blog/beads-around-the-world-2024-10-01.html @@ -0,0 +1,70 @@ + + + + + + + + 世界のビーズ(文化学園服飾博物館) + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +
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+ + +少し開けたアプローチのある灰色のビルに、茶色で太く縁取りされた博物館の入り口があり、その脇には展覧会の巨大な縦長のポスターが掛けられている + +
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新宿の行ったことがない博物館を覗きに行く。新宿駅の方から甲州街道を少し西へ歩いたところにある文化学園服飾博物館だ。雨模様で気温もぐっと下がり、無限に歩けそうな気がする。

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展覧会の一部屋めは全世界のビーズを使った洋服や装身具が並べられている。全世界共通で染め糸とビーズを組み合わせて立体的な模様を作り出しているようだ。竹のビーズで出来たTシャツのような下着があり、こういうものもビーズかと驚く。メロンの種もビーズにしていて、それを小さな花形にまとめてからつなげてネックレスになっていた。二部屋目は近現代の商業におけるビーズの展示で、洗濯しにくそうだなという感想に終わる。

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服飾博物館は外観や展示室に見るべきものはないが、展示室前にいくつか名作椅子が置いてある。円形クッションを並べたマシュマロ・ソファや、長い背もたれのヒル・ハウス・チェア、格子と縦縞を組み合わせたウィロー・チェアに座れる。スリング・チェアもあるらしいが、見逃してしまったようだ。

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文化学園からは更に西のパーク・ハイアットを抜け、公園を北上し、都庁の間を通って新宿駅に戻る。小田急百貨店は跡形もない。ロータリーの上に更にロータリーができているような気がするが、今まで見えなかったものが見えるようになっただけだろうか。それとも工事車両の乗り入れ用に仮設したのだろうか。

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東西自由通路を使って駅を越え、紀伊國屋書店へ寄る。ハンマースホイの解説付き画集を眺めていたら欲しくなったので買う。新宿本店には、最近よく買っている東京美術の本が揃っているようだ。そこら辺の喫茶店でサンドイッチを食べながら読んでいたら、面白くて読み切ってしまう。やはり2020年のハンマースホイの展覧会には万難を排して行くべきだった。

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昼食後は伊勢丹を通り、目の保養をする。そのまま靖国通りへ抜け、大回りしてアクタスへ寄り、御苑の横を通って高島屋へ。高いものを見すぎて頭が痛くなってくる。お土産を買いつつ、小田急線の改札口にようやくたどり着いた。ミロードもなくなるようなので、用もないのにぐるぐる回ってから、電車に乗る。途中で少し雨に降られたが、良い散歩の日に出来た。ついに最寄り駅でも設置されたホームドアを鑑賞しつつ、最後に家まで歩く。

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+ + + + diff --git a/blog/feed b/blog/feed index 5116347ed44..a888033891d 100755 --- a/blog/feed +++ b/blog/feed @@ -12,6 +12,33 @@ https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/ + + + https://hail2u.net/blog/beads-around-the-world-2024-10-01.html + https://hail2u.net/blog/beads-around-the-world-2024-10-01.html + Sat, 12 Oct 2024 12:29:27 +0900 + <![CDATA[世界のビーズ(文化学園服飾博物館)]]> + + + +少し開けたアプローチのある灰色のビルに、茶色で太く縁取りされた博物館の入り口があり、その脇には展覧会の巨大な縦長のポスターが掛けられている + + + +

新宿の行ったことがない博物館を覗きに行く。新宿駅の方から甲州街道を少し西へ歩いたところにある文化学園服飾博物館だ。雨模様で気温もぐっと下がり、無限に歩けそうな気がする。

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展覧会の一部屋めは全世界のビーズを使った洋服や装身具が並べられている。全世界共通で染め糸とビーズを組み合わせて立体的な模様を作り出しているようだ。竹のビーズで出来たTシャツのような下着があり、こういうものもビーズかと驚く。メロンの種もビーズにしていて、それを小さな花形にまとめてからつなげてネックレスになっていた。二部屋目は近現代の商業におけるビーズの展示で、洗濯しにくそうだなという感想に終わる。

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服飾博物館は外観や展示室に見るべきものはないが、展示室前にいくつか名作椅子が置いてある。円形クッションを並べたマシュマロ・ソファや、長い背もたれのヒル・ハウス・チェア、格子と縦縞を組み合わせたウィロー・チェアに座れる。スリング・チェアもあるらしいが、見逃してしまったようだ。

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文化学園からは更に西のパーク・ハイアットを抜け、公園を北上し、都庁の間を通って新宿駅に戻る。小田急百貨店は跡形もない。ロータリーの上に更にロータリーができているような気がするが、今まで見えなかったものが見えるようになっただけだろうか。それとも工事車両の乗り入れ用に仮設したのだろうか。

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東西自由通路を使って駅を越え、紀伊國屋書店へ寄る。ハンマースホイの解説付き画集を眺めていたら欲しくなったので買う。新宿本店には、最近よく買っている東京美術の本が揃っているようだ。そこら辺の喫茶店でサンドイッチを食べながら読んでいたら、面白くて読み切ってしまう。やはり2020年のハンマースホイの展覧会には万難を排して行くべきだった。

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昼食後は伊勢丹を通り、目の保養をする。そのまま靖国通りへ抜け、大回りしてアクタスへ寄り、御苑の横を通って高島屋へ。高いものを見すぎて頭が痛くなってくる。お土産を買いつつ、小田急線の改札口にようやくたどり着いた。ミロードもなくなるようなので、用もないのにぐるぐる回ってから、電車に乗る。途中で少し雨に降られたが、良い散歩の日に出来た。ついに最寄り駅でも設置されたホームドアを鑑賞しつつ、最後に家まで歩く。

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https://hail2u.net/blog/vim-css3-syntax-v2.5.0.html @@ -213,58 +240,5 @@

TextモジュールのLevel 4も更新されているが、実装のないあたりの話なのであまり関係がない。ただし、Chrome 123でこのモジュールにあるtext-spacing-trimプロパティーが一部実装されている。位置や前後関係を考慮して全角約物の持つ空白を調整するプロパティーだ。CJKの話なので、欧米圏ではほぼ無視されている。実装された値のひとつであるtrim-startを使うと、行頭の開き鍵括弧にある空白を削除したり、句読点に続く全角記号の空白を縮小したりさせられるようになっている。同じようなことが実現できていたfont-feature-settingsプロパティーのhaltは使い方が難しい(前後関係を考慮してくれない)が、text-spacing-trimプロパティーなら新規実装ということもあって危険性はなく、気軽に使い始められるだろう。

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- - - https://hail2u.net/blog/legacy-2024-07-02.html - https://hail2u.net/blog/legacy-2024-07-02.html - Sat, 6 Jul 2024 07:41:53 +0900 - <![CDATA[レガシー(松岡美術館)]]> - - - -通りからすぐ、松の木の陰に美術館の入り口がある - - - -

松岡美術館にモディリアーニなどの所蔵品が出てくる展覧会を見に行く。てっきり中東からアジアの陶器や彫刻の美術館と思っていたが、他にもいろいろ持っているようだ。モディリアーニは好きなので、ポスターになっているとなったら行くしかない。

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白金台なので乗り換えなしで行ける。西高島平行に乗ると、相鉄線から、相鉄新横浜線、東急新横浜線、東急目黒線、都営三田線と乗り入れ、1時間ちょっとで到着だ。代々木上原駅と国会議事堂前駅経由で2回乗り換えた方が250円くらい安いが、時間はあまり変わらない。相互乗り入れにも慣れてきて、どこに行く時にどの乗り入れを利用すれば良いかがわかるようになった。

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白金台からは外苑西通りの終点から北へ進むだけだ。通りの左右にはちょっと古い洋館のような建物と現代的なビルが並んでおり、なかなか見ない景観だ。建物の構成としては代官山と似ている気もするが、もうちょっと落ち着いた雰囲気もある。美術館は通りから少し入ったところだ。

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展覧会は2階の2部屋で行われているようだ。1900年代前半のパリにゆかりのある作家の作品が40ほど展示されている。所蔵品の蔵出しということもあり、展示に工夫はあまりない。反面、質の良い常設展示を見るような落ち着いた良さもあり、ゆったりと楽しめる。目的だったモディリアーニやユトリロは素晴らしかったが、それ以外にも藤田嗣治の「聖誕 於巴里」が良かった。なかなかの大きさでもあり、藤田らしい色使いでもあり、思わずもう一度見に戻ってしまう。他、同時開催の展覧会や常設の彫像類もゆっくり楽しむ。

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- - -駐車場の隅に石像が2体並んでいる - -
白澤感のある羊
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美術館の門構えは凝っているが、周囲に大木が並んでおりひっそりと建っている印象だ。建物内部は普通の美術館で、目新しい所はほとんどない。ただ窓ガラス越しに見た庭はかなり良い雰囲気で、公開される期間があるのなら是非歩きたい。

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- - -明治通りの手前で天現寺方面へと流れていく川を越える - -
渋谷川
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展覧会後は南青山のいつものパン屋を目指す。美術館のすぐそこにあるバス停から西麻布まで行き、そこから歩くのが良さそうだ。しかし次のバスまで30分くらいある。ちょっと暑いが、歩き始める。おおよそ北北西に向かってテクテク歩く。20分くらいで嫌になってきたが、広尾病院を越え、日赤医療センターが見えてきたので、もう少しだ。

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パン屋ではいつものサワードウを買いつつ、昼ご飯も食べる。チャバッタを使ったホットサンドが3種類あり、まだ食べたことのなかったキーマカレーのものにする。チーズと、カレー、生のトマトが挟まったもので、トマトのおかげか、はたまた暑さのせいか、さっぱりと食べられた。ここのホットサンドはどれも美味しい。

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食後はさすがにバスに乗り渋谷へ行く。スクランブルスクエアでちょっと涼む。4階は半年くらい改装中のままだが、何をやっているんだろうか。家人に頼まれた用事があるので、すぐに横浜へ向かう。

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そごうで用事をこなした後は、いろいろ見て回る。今年はどこもセールが遅めで、まだ百貨店でしか行われていないようだ。ちょっと欲しかったミズノのWave Prophecy Strapを見つけたが、踏ん切りはつかなかった。他にカジュアルな革靴も見つけたが、8月に防水透湿の素材違いも出るらしいので、家に帰って悩むことにする。

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暑さも極まってきたので、ヨドバシカメラに行くのはやめ、家路に就く。調子が悪い電子レンジの買い替えを検討していて、高級なものをいろいろ見に行くつもりだった。Nature Remo Lapisが出た後に改めて行こう。温度センサーとMatter対応の組み合わせはちょっと興味ある。

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diff --git a/blog/index.html b/blog/index.html index c71f4d1c988..57797688fbb 100755 --- a/blog/index.html +++ b/blog/index.html @@ -47,6 +47,19 @@

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世界のビーズ(文化学園服飾博物館)

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新宿の行ったことがない博物館を覗きに行く。新宿駅の方から甲州街道を少し西へ歩いたところにある文化学園服飾博物館だ。雨模様で気温もぐっと下がり、無限に歩けそうな気がする。

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diff --git a/feed b/feed index b4202181378..d09e7b5e2ee 100755 --- a/feed +++ b/feed @@ -12,6 +12,33 @@ https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/ + + + https://hail2u.net/blog/beads-around-the-world-2024-10-01.html + https://hail2u.net/blog/beads-around-the-world-2024-10-01.html + Sat, 12 Oct 2024 12:29:27 +0900 + <![CDATA[世界のビーズ(文化学園服飾博物館)]]> + + + +少し開けたアプローチのある灰色のビルに、茶色で太く縁取りされた博物館の入り口があり、その脇には展覧会の巨大な縦長のポスターが掛けられている + + + +

新宿の行ったことがない博物館を覗きに行く。新宿駅の方から甲州街道を少し西へ歩いたところにある文化学園服飾博物館だ。雨模様で気温もぐっと下がり、無限に歩けそうな気がする。

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展覧会の一部屋めは全世界のビーズを使った洋服や装身具が並べられている。全世界共通で染め糸とビーズを組み合わせて立体的な模様を作り出しているようだ。竹のビーズで出来たTシャツのような下着があり、こういうものもビーズかと驚く。メロンの種もビーズにしていて、それを小さな花形にまとめてからつなげてネックレスになっていた。二部屋目は近現代の商業におけるビーズの展示で、洗濯しにくそうだなという感想に終わる。

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服飾博物館は外観や展示室に見るべきものはないが、展示室前にいくつか名作椅子が置いてある。円形クッションを並べたマシュマロ・ソファや、長い背もたれのヒル・ハウス・チェア、格子と縦縞を組み合わせたウィロー・チェアに座れる。スリング・チェアもあるらしいが、見逃してしまったようだ。

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文化学園からは更に西のパーク・ハイアットを抜け、公園を北上し、都庁の間を通って新宿駅に戻る。小田急百貨店は跡形もない。ロータリーの上に更にロータリーができているような気がするが、今まで見えなかったものが見えるようになっただけだろうか。それとも工事車両の乗り入れ用に仮設したのだろうか。

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東西自由通路を使って駅を越え、紀伊國屋書店へ寄る。ハンマースホイの解説付き画集を眺めていたら欲しくなったので買う。新宿本店には、最近よく買っている東京美術の本が揃っているようだ。そこら辺の喫茶店でサンドイッチを食べながら読んでいたら、面白くて読み切ってしまう。やはり2020年のハンマースホイの展覧会には万難を排して行くべきだった。

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昼食後は伊勢丹を通り、目の保養をする。そのまま靖国通りへ抜け、大回りしてアクタスへ寄り、御苑の横を通って高島屋へ。高いものを見すぎて頭が痛くなってくる。お土産を買いつつ、小田急線の改札口にようやくたどり着いた。ミロードもなくなるようなので、用もないのにぐるぐる回ってから、電車に乗る。途中で少し雨に降られたが、良い散歩の日に出来た。ついに最寄り駅でも設置されたホームドアを鑑賞しつつ、最後に家まで歩く。

]]> + https://hail2u.net/statuses/#1728687960949 @@ -84,27 +111,5 @@ <![CDATA[深海学]]> 深海学]]> - - - https://hail2u.net/blog/vim-css3-syntax-v2.5.0.html - https://hail2u.net/blog/vim-css3-syntax-v2.5.0.html - Mon, 7 Oct 2024 06:59:47 +0900 - <![CDATA[vim-css3-syntax v2.5.0]]> - 今回の定期リリースの目玉はcalc-size()関数やinterpolate-sizeプロパティーが定義され始めたValues and Units ModuleのLevel 5だ。またGrid Layout ModuleのLevel 3ではmasonryも定義され始めている。新しい仕様が4つ加わったため、変更点はなかなか多い。

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values-5ではattr()の先延ばしが再定義されていたり、既に実装のあるcolor-mix()関数やcross-fade()関数が新たにミックス記法として定義されている。ミックス記法は色々な値を混ぜるための関数群の定義で、どれくらい混ぜるかという定義と共に移動してきたことになる。新たに追加されたものとしては以下のものが挙げられる。

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  • @supportsの冗長さを軽減するfirst-valid()関数
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  • ランダムな数値を生成するrandom()関数
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  • 引数の中からランダムな値を返すrandom-item()関数
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  • 兄弟要素の数を整数で返すsibling-count()関数
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  • counter()と違って整数として返すsibling-index関数
  • -
  • automax-contentなどが使えるcalc-size()関数
  • -
  • automin-contentなどへアニメーションできるようにするintepolate-sizeプロパティー
  • -
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なんといってもcalc-size()関数だろう。フレックスボックスやグリッドで使いたくなったことが一度ならずあるはずだ。他にもキーワードは環境による微妙なずれを吸収してくれるので、そういったことを考慮せずにバンバン計算で済ませられるだろう。ただし複数のキーワードは使えないようになっている(ように読める)。Chrome 129から実装があり、既に試すことが可能だ。実装が揃うのはかなり先のことになるだろうが、1年後くらいには自由自在に使いこなせるようになっていたい。

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diff --git a/index.html b/index.html index a90a4778eff..39055f49c0b 100755 --- a/index.html +++ b/index.html @@ -55,6 +55,17 @@

最近の雑多な記録

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世界のビーズ(文化学園服飾博物館)

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新宿の行ったことがない博物館を覗きに行く。

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@@ -110,17 +121,6 @@

pgのKnock

久々に靴を、pgでは珍しい革靴のKnockを買った。

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港の見える丘公園

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暑いので近い横浜にある港の見える丘公園に行く。

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diff --git a/sitemap.xml b/sitemap.xml index e802a126c7c..f5855b0e3f0 100755 --- a/sitemap.xml +++ b/sitemap.xml @@ -36,6 +36,9 @@ https://hail2u.net/subscriptions/ + + https://hail2u.net/blog/beads-around-the-world-2024-10-01.html + https://hail2u.net/blog/vim-css3-syntax-v2.5.0.html