Skip to content

Commit

Permalink
Merge pull request #26 from UniMagic-VRC/AoiKakizaki-patch-1
Browse files Browse the repository at this point in the history
Add files via upload
  • Loading branch information
AoiKakizaki authored Nov 11, 2024
2 parents 36eee6c + 8d1bee9 commit b475e26
Showing 1 changed file with 204 additions and 0 deletions.
204 changes: 204 additions & 0 deletions docs/講師向け情報/5期要項.md
Original file line number Diff line number Diff line change
@@ -0,0 +1,204 @@
# 魔術学舎Unitedとは

魔術学舎United (UniMagic / ユニマジック) とは、VRの世界に関係の深い技術を学ぶ学園空間型のイベントです。

15名~18名程度で構成されるクラスで、2週間の授業と1週間の修了制作を通して、技術についての知見を深めていきます。

# 概要

魔術学舎Unitedの開校期間はメインの授業期間2週間+修了制作期間1週間となっています。

**5期の開校期間は、12/1~12/21となっています。よって、メインの授業期間は12/2~12/13うち、平日となります。**

![Schedule.png](https://prod-files-secure.s3.us-west-2.amazonaws.com/a97d651d-2d81-4d2b-9c52-663ccbc2ae31/6df0a6a0-2eb5-402a-a9a9-6c8cc73a344f/a7ae535b-b02b-4be6-9c25-2b32f6a6e994.png)

講師の皆様には、メインの授業期間2週間のうち1~3日 (期によって変動) 、22時から45~60分間程度の授業を行っていただきます。

UniMagicでは、**「なぜ?」を解決すること**を大切にしています。ツールの使い方やUnityでの実際の操作を教えるより、「なぜこうなるのか」を伝えていく授業の方がUniMagic”らしい”と言えます。

とはいえ、これに必ずしも沿う必要はありません。特にUnity本科については、Unity自体に不慣れな生徒も多いことが想定されるため、ツールの使い方なども重宝されるかもしれません。

内容については、大きく分けて以下の2通りの決定プロセスがあります。

- 講師による授業持ち込み - 講師の皆様に行いたい授業内容を持ち込んでいただきます。基本的に内容はお任せになりますが、UniMagic運営によるフィードバックが発生する場合があります。
授業をしたい分野がある、得意分野を生かしたい方などにおすすめです。
- UniMagic運営と相談 - 講師の皆様とUniMagic運営の間で相談したのち、講師の皆様の適性や過去期の授業フィードバックを総合的に鑑みて授業内容を決定していきます。
生徒により寄り添った授業をしたい方、様々な分野を幅広く身につけている方などにおすすめです。

任意参加ですが、修了発表の様子を観覧することが可能です。

また、講師と運営の双方の同意があれば、来期以降も引き続き講師をお願いする場合があります。

なお、検討の結果、**講師としての参加をお断りする可能性もあります**。ご了承ください。

# 学科について

5期に関しては「Unity本科」「アバターギミック本科」「blender本科」を開講します。

## Unity本科

Unity本科は、主に技術面についての初心者を生徒の対象としています。

VRChatでより楽しく過ごすために不足ない技術力を手に入れることを目指します。

生徒の入学要件は、「アバターアップロードが自力で行うことができること」です。

修了時の目標は、「色変えや着せ替え等の、基本的なアバター改変を一通り行うことができる」「アバター改変を通して、Unityの基礎的な諸概念を身につける」ことです。

技術力の上限に関しては制限を設けておりませんが、「色変え」「着せ替え」について十分な理解のある方(=ツール等を使わずに改変ができる方)には、今後開校予定の専攻科や、アバターギミック本科への申し込みを推奨しています。

講師の皆様には、生徒が「基本的なアバター改変がある程度できる」レベルであることを念頭に授業を行っていただきたいと考えています。

入学要件と生徒の想定レベルに差異があることについては、以下で説明をします。

### 過去期カリキュラム

**注:このカリキュラムは過去期(第3期)のものです。講師の皆様には主に、新たな「必修」講義を担当していただくことになります。**

| 日程 | 講義名 | 授業種別 | 講義概要 |
| --- | --- | --- | --- |
| 1日目 | Welcome to UniMagic! | 基盤系 | アイスブレークとして、「UniMagicでの学び方」を学びます。 |
| 2日目 | “魔法”のことはじめ | 基盤系 | Unityの画面と基本概念を学びます。 |
| 3日目 | 素材が変われば色も変わる | 基盤系 | 色変え改変を通し、アバターがなぜ見えるのかを学びます。 |
| 4日目 | アイテムは装備しないと使えない | 基盤系 | 小物追加を通し、「親子関係」について学びます。 |
| 5日目 | 身に纏うは無窮の風 | 基盤系 | 着せ替え改変を通し、ここまでの復習と応用を学びます。 |
| 6日目 | アクセサリーのつけ方 | 必修 | 小物追加の実例を通して、基盤系の復習をしつつ、Unityの細かいテクニックも学びます。 |
| 7日目 | 3Dモデルが動く仕組み | 必修 | 3Dモデルがどのようにしてできているか、どのようにして動いているかを学びます。 |
| 8日目 | 徹底的に楽をするUnity | 必修 | Unity作業で楽をするための様々なツールについて学びます。 |
| 9日目 | アバターの負荷と軽量化・最適化 | 必修 | アバターの負荷はどのようにして生まれるかを学び、簡単な軽量化/最適化としてAAOについて知ります。 |
| 10日目 | パーティクルのことはじめ | 必修 | パーティクルの基礎について、実例を見ながら学びます。 |

授業種別は以下の4種類となっています。

- 基盤系
- 各コースの中核を成す授業群として、つながりのある授業を行います。
- こちらは、UniMagic運営中枢のメンバーが一連の授業を行います。
- Unity本科においては、基盤系の授業は全て必修授業の前に行われます。よって、**必修授業においては、基盤系で行われる内容を前提として頂いて構いません。**
具体的には、「色変えや着せ替え等の、基本的なアバター改変がある程度できる」程度です。
- 必修
- 各コース毎に全員に受けてもらいたい授業を、単発形式で行います。
- **講師の方には、基本的にこの授業を行っていただくこととなります**
- 選択
- 参加者の興味に応じて好きな授業に参加していただけます。
- 講師希望者の数が多かった場合、選択授業を開催する運びとなります。
- Extra
- 必修/選択で授業期間中に扱うためには レベルが高すぎる/内容が狭い 内容だが、受けたい人にとっては必要になる内容を、修了制作期間内に行います。
- 通常の授業の枠に囚われない内容でも構いません。
- こちらは、生徒の参加/不参加も任意です。修了制作の進捗と相談しながら、受けたい人だけが受講する形になります。
過去期には、生徒の約半数程度が受講しています。

## アバターギミック本科

アバターギミック本科は、アバターギミックをこれから知っていきたい方や、改めて基本を学びたい方を生徒の対象としています。

アバターギミックの基本的な知識を得ることを目指します。

生徒の入学要件は「色変えや着せ替え等の、基本的なアバター改変が一通りできること」です。

修了時の目標は「ツールに頼らずとも、アイテムの出し入れ等の簡単なアバターギミックを作ることができる」「より複雑なギミックを作るために必要な考え方を身につける」ことです。

入学要件に満たない方には、同時開校のUnity本科への申し込みを推奨しています(Unity本科修了程度であれば、アバターギミック本科の入学要件を満たします)。

逆に、技術力の上限に関しては制限を設けておりませんが、「Animator」「プログラミング的思考」について十分な理解のある方(=ツール等を使わずにある程度複雑なアバターギミックを組める方)には、今後開校予定の専攻科への申し込みを推奨しています。

講師の皆様には、生徒が「Expression Menuを用いたアイテムの出し入れが、ツールなしで一通り可能」レベルであることを念頭に授業を行っていただきたいと考えています。

入学要件と生徒の想定レベルに差異があることについては、以下で説明をします。

### 過去期カリキュラム

**注 : 講師の皆様には主に、ここに記載のない新たな「必修」講義を担当していただくことになります。**

| 日程 | 講義名 | 授業種別 | 講義概要 |
| ------ | ------------------------------------------------ | -------- | -------------------------------------------------------------------------------------------- |
| 1日目 | Let's make it 0 to 1 | 基盤系 | 授業全体の概要を伝え、修了制作につなげるきっかけを作ります。 |
| 2日目 | お前はもう、動いている | 基盤系 | アニメーションの作り方を学びます。 |
| 3日目 | アバターギミック、アッセンブル! | 基盤系 | アニメーターコントローラーの使い方を学びます。 |
| 4日目 | 俺はパーを出したぞ!(宣言) | 基盤系 | アバターギミックの同期 (Expression Menu/Parameters) について学びます。 |
| 5日目 | ギミック的思考術のススメ | 基盤系 | プログラミング的思考をベースに、アニメータ・アニメーションを理解するための考え方を学びます。 |
| 6日目 | 「Poiyomi_Shaderの世界へ」 | 必修 | Poiyomiシェーダーの設定、パラメーターなどについて学びます。 |
| 7日目 | ダイナミックにコンタクト | 必修 | Contactの設定および使用例について学びます。 |
| 8日目 | 3Dモデルが動く仕組み-可愛いが動くまで- | 必修 | 3Dモデルの描画などの仕組みについて学びます。 |
| 9日目 | ここから始めましょう Boolから……いいえ、Intから! | 必修 | Intパラメータを使ったギミックの組み方を実例を見ながら学びます。 |
| 10日目 | パーティクルことはじめ | 必修 | パーティクルの基礎について、実例を見ながら学びます。 |

授業種別は以下の4種類となっています。

- 基盤系
- 各コースの中核を成す授業群として、つながりのある授業を行います。
- こちらは、UniMagic運営中枢のメンバーが一連の授業を行います。
- アバターギミック本科においては、基盤系の授業の4日目までは必修授業の前に行われます。**よって、必修授業においては、4日目までの基盤系で行われる内容を前提として頂いて構いません。**
具体的には、「Expression Menuを用いたアイテムの出し入れが、ツールなしで一通り可能」な程度です。
- 必修
- 各コース毎に全員に受けてもらいたい授業を、単発形式で行います。
- **講師の方には、基本的にこの授業を行ってもらうこととなります**
- 選択
- 参加者の興味に応じて好きな授業に参加していただけます。
- 講師希望者の数が多かった場合、選択授業を開催する運びとなります。
- Extra
- 必修/選択で授業期間中に扱うためには レベルが高すぎる/内容が狭い 内容だが、受けたい人にとっては必要になる内容を、修了制作期間内に行います。
- 通常の授業の枠に囚われない内容でも構いません。
- こちらは、生徒の参加/不参加も任意です。修了制作の進捗と相談しながら、受けたい人だけが受講する形になります。
過去期には、生徒の約半数程度が受講しています。

## blender本科

Blender本科は第4期より新設された、Blenderの初歩的な扱い方を学ぶことを目的とした学科です。

Blenderを使ってできることの中でも、特に「モデリング」「ウェイト塗り」「テクスチャ」の3つに焦点を当てて、その基礎を実践と共に学んでいきます。

第5期においては、Blender本科における**講師/メンターは募集しません**

過去のUniMagicの傾向と、実際にBlenderを触る実践授業という形態から、質問が多く出ることが予想されています。メンターにつきましては、これらの質問対応がメインの役割となります。もちろん、他学科の講師と同じように修了制作発表の観覧等も可能です。

### 基盤系カリキュラム(予定)

| 日程 | 講義名 | 授業種別 | 講義概要 |
| --- | --- | --- | --- |
| 1日目 | はじめの一歩、もう一度! | 基盤系 | Blenderについてなんとなく知ると共に、今回使うBlenderのバージョン等を確認します。 |
| 2日目 | Blenderを触ってみよう | 実践 | Blenderにモデルを読み込んで、「見る」ことを通して、Blenderを通した3Dモデルの見方や基本的な操作を学びます。 |
| 3日目 | 点、線、面、立体 | 基盤系 | 3Dモデルがどのようにしてできているかを学びます。 |
| 4日目 | はじめてのモデリング | 実践 | 簡単な形状を様々な方法で作ることで、モデリングの基本的な考えたを学びます。 |
| 5日目 | BlenderからUnityへ | 必修 | Blenderで作った3DモデルをUnityへ持ち込む方法について学びます。 |
| 6日目 | Bling-Bang-Bang-”Bone” | 基盤系 | Blenderにおいてボーンがどのように作られているか、またボーンとメッシュを繋げるウェイトペイントについて学びます。 |
| 7日目 | ヒトガタの姿 | 実践 | 簡易的な人型のモデルでスキニングを実践します。 |
| 8日目 | UVなのに、目に見える! | 基盤系 | 3Dモデルに色を付ける方法、すなわちマテリアルについて学びます。 |
| 9日目 | 作ったものに色を付けよう | 実践 | 過去の実践で作ったものに対して、実際にテクスチャを当てることを実践します。 |
| 10日目 | もっとBlenderでできること | | 今回紹介しなかった様々なBlenderの機能について、概要を広く紹介します。 |

授業種別は以下の4種類となっています。

- 基盤系
- 各コースの中核を成す授業群として、つながりのある授業を行います。
- こちらは、UniMagic運営中枢のメンバーが一連の授業を行います。
- 実践
- 基盤系の内容について、実践を行います。
- **メンターの皆様は、主にこちらで出る質問の対応を行っていただくことにな**ります。
- 必修
- 各コース毎に全員に受けてもらいたい授業を、単発形式で行います。
- 今回の開催期に関しては、こちらの講師は募集していません。ご了承ください。
- Extra
- 必修/選択で授業期間中に扱うためには レベルが高すぎる/内容が狭い 内容だが、受けたい人にとっては必要になる内容を、修了制作期間内に行います。
- 通常の授業の枠に囚われない内容でも構いません。
- こちらは、生徒の参加/不参加も任意です。修了制作の進捗と相談しながら、受けたい人だけが受講する形になります。
過去期には、生徒の約半数程度が受講しています。

# 講師応募フォーム

以下のフォームから応募を行ってください。

https://forms.gle/dqwa2M1tohks5LaN7

「講師を行うか悩んでいるので相談したい」「講師をしたいが、授業内容を決めかねている」「考えている内容が今期の開催内容にそぐわない」などの相談も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

# 付録:講師希望者向け説明会資料

https://docs.google.com/presentation/d/173xssbYR_Kv6485ydFbD68IH7QvjJ4ZhZ87VqJA_ndY/edit?usp=sharing

11/13(水)に行われた講師希望者向け説明会の資料です。基本的には本募集要項に書かれている内容と同様になります。

# 付録:UniMagic憲章

[魔術学舎United 理念文章 - UniMagic憲章](https://www.notion.so/United-UniMagic-95dce79efb8747ddadbd4e4e6eab3895?pvs=21)

魔術学舎Unitedの理念について知りたい場合は、上のリンクよりUniMagic憲章をご覧ください。

0 comments on commit b475e26

Please sign in to comment.