※このサンプルアプリケーションは ActcastOS 3 に対応していません。こちらを参考にアプリケーションを実装する場合、ActcastOS 3 Migration ガイド に従って Actcast OS 3 に対応させてください
カスタムイメージ機能を使う例です。 Python 3.12 をインストールしたイメージをビルドし、そのイメージを使ってアプリケーションを実行します。
- 対象機種: Actcast がサポートする Raspberry Pi
- ファームウェアバージョン: 1.34.0 以降
- actdk
- バージョン: 1.17.0 以降
- Docker, buildx extension
Note
ベースイメージ ghcr.io/idein/custom-image-example
は予め公開されているため、動作確認のために改めてビルドする必要はありません。
cd custom-image
# イメージのビルド (時間がかかります)
docker buildx build --platform linux/amd64 -t ghcr.io/idein/custom-image-example --load .
.actdk/dependencies.json
に base_image
として ghcr.io/idein/custom-image-example
が指定されており、actdk build --release
や actdk upload
ではここでビルドしたイメージが使われます。
actdk に確認用 Raspberry Pi を登録します。
actdk remote add <IDENTIFIER_YOU_LIKE>@<REMOTE>
actdk run
により Actsim 上でアプリケーションの動作確認をすることができます。停止させるには Ctrl + C
を押します。
このコマンドでは、ベースイメージは公開されているものが使われます。
actdk run -a <IDENTIFIER_YOU_LIKE>
以下のようなログが出力されます。
[{"python_version": "3.12.0 (main, Nov 29 2023, 03:48:30) [GCC 10.2.1 20210110]"}]
ベースイメージを変更・再ビルドした場合は、以下のコマンドにより動作確認が可能です。
actdk build --release
actdk deploy <IDENTIFIER_YOU_LIKE>
actdk run -a --release <IDENTIFIER_YOU_LIKE>
詳細は ActDK のコマンドリファレンスを参照してください。
まずActcast に新規アプリケーションを作成します。
.actdk/setting.json
の app_server_id
を、先程作成したアプリケーションの ID に変更します。
アプリケーションをアップロードし、実機にインストールします。
Act Log で以下のようなログを確認できます。
[{"python_version": "3.12.0 (main, Nov 29 2023, 03:48:30) [GCC 10.2.1 20210110]"}]